別バージョンが
先日、フィッシング詐欺サイトに遭遇したという記事をアップしました。
→ フィッシング詐欺サイトのエサに喰いついてみました
昨日、あるポイントサイトを訪問して通帳を見ていたら、突然画面が変わり、またまた、あのメッセージが出現しました。

あ~、また~?
面倒くさい!
と思い、「戻る」ボタンをクリックすると、今度はこんなメッセージが

出来の悪い翻訳ソフトを使ったような、めちゃくちゃな日本語ですが、今度はギフトボックスを選択すれば「iPhone X」がもらえるかもしれない、ということみたいです。
さて、そのギフトボックスですが、こんなんです。

相変わらず変な日本語ですけど、たくさんあるギフトボックスのどれかを選べば当たりが出るかもしれないということでしょうね。
そして、ギフトボックスの下には、前回と同じように、偽ツイートの一覧が掲載されています。

今回の偽ツイートには、ご丁寧に、当選したというiPhoneの画像まで掲載していますね。
もうこの時点でギフトボックスの結果はどうなるか予想はつきますけど、一応参加してみるとこに。
そして、今回は最後のクレジット情報の入力にもチャレンジしてみたいと思います。
今回は英語バージョン?
そのギフトボックスですが、どれでも必ず当たりになるものだと予想していましたけど、そうではありませんでした。
1回目・・・ハズレ

あと2回チャレンジできるというメッセージが出ました。
つまり、3回以内には当選できるということでしょうね。
2回目・・・ハズレ

3回目・・・当選

当選メッセージ

5分以内に手続きをしなければ当選の権利は消滅するという感じですね。
はいはい、5分を過ぎてもそうならないのはわかっていますよ。
ということで、「OK」をクリックして先に進みます。
前回と同じような「iPhone X」の画像の画面となりました。

デタラメな住所・氏名等を入力して次の画面へ進みます。
そして、最終?のクレジット情報入力画面となりました。

んっ?
前回出現したクレジット情報入力画面とはちょっと違っていますね。
前回の入力画面はこれ

商品名も変わっていますが、一番大きな違いは、ほとんどが英語表記となっているところです。
英語バージョンであっても、だいたい意味はわかるし、それ以前に、本当のクレジット情報を入力する気はさらさら無いので、特に問題ありません。
ということで、デタラメなクレジット情報を入力して「支払」ボタンをクリック

ところが・・・
やっぱり、というか、デタラメなクレジット情報ではダメみたいですね。


「このクレジットカードは有効ではありません」というメッセージが出ました。
このあと何度か、またデタラメなクレジット情報を入力してみましたが、同じ結果でした。
まぁ、当然と言えば当然でしょうね。
かといって、本当のクレジット情報は入力したくありませんので、ここで終了ということにしました。
もし、有効なクレジット情報を入力したら
「おめでとうございます、近日中に、iPhone Xを入力された住所へ送付されていただきます。商品が届くまでしばらくお待ちください」
といったメッセージが表示されておしまいなのでしょうね。
もちろん、iPhone Xは送られてくるわけはないでしょう。
送られてくるとしたら、多額のクレジット請求書かもしれませんよ。
どんなサイトからでも出現する?
このフィッシング詐欺サイトには何度かお目にかかっていますが、同じサイトを訪問している時に出現したのではなく、すべて別のサイトを訪問している時です。
私の場合、ポイントサイトを訪問する機会が多いので、遭遇するサイトもポイントサイトを訪問している時ということが多いのですが、ポイントサイトとは別のまったくジャンルの違うサイトを訪問している時にも出現したこともあります。
検索してみても、いろんなサイトを訪問している時に出現しているみたいですね。
つまり、ネットを利用していれば、誰でも遭遇する危険性はあるのかもしれません。
これまで一度も遭遇したことがなかった人も、いつ遭遇するかわかりませんから、もしそうなったら無視してスルーしておきましょう。
このフィッシング詐欺の怖いところは・・・購入金額が安く設定されていること
135円、もしくは1ドルでiPhone Xが購入できるとなっています。
135円だったら、もしウソだったとしてもいいかな?
と思う人もいるかもしれません。
ところが、クレジット情報を入力してしまうと、135円で済むはずがありません。
クレジットの限度額までめいっぱい使われてしまい、多額の請求が来るのは明らかですからね。
以前、フィッシング詐欺のグループが摘発されていました。
某国の留学生が、不正に入手した他人のクレジット情報を利用しネット通販で家電品を購入し、それを転売していたという事件でした。
クレジット情報が知れてしまうと、こういった被害に遭うことになります。
もし、こういった怪しいサイトにクレジット情報を入力してしまったら、できるだけ早くクレジットカード会社に連絡してカードの停止をしてもらいましょう。
連絡・調査が早ければ、不正利用された分の支払は停止されるようです。
また、すでに支払がされていた場合でも、調査の結果、不正利用だと判明した場合には、盗難保険の申請をすることができるようです。
こういった手続きは面倒ですし、クレジットカードは再発行ということになりますから、公共料金の支払いなどに利用していた場合は、それらの変更手続きも必要となり、それらの手続きもかなり面倒くさいですからね。
そんな面倒な手続きをしなくてもいいように、こういった詐欺サイトには決してクレジット情報を入力しないようにしましょう。
というか、今回の私のように「OK」をクリックして先に進むようなことは決してしないで、最初から完全に無視するようにしましょう。
さて、今回も、このフィッシング詐欺サイトと遭遇した後に、いつものようにセキュリティソフトでウィルスチェックをしました。
ウィルスをまき散らすタイプのサイトではないので、今回もウィルスは検出されませんでした。

ネットを利用していると、今回のようなフィッシング詐欺だけではく、ウィルスなどの脅威もありますから、何らかの対策はしておきましょう。
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とにかく軽いので気に入っています。

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