雑談です。
駅伝(陸上競技)についての話題なので、興味が無い方はスルーしてください。


プリンセス駅伝

先日(10/21)、福岡県宗像市・福津市でプリンセス駅伝が開催されました。

プリンセス駅伝の正式名称は「全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会」

全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)の、関西(四国地方も関西に含む)・中国地方・九州地方の合同ブロック予選大会です。

参加チーム中、上位14チームがクイーンズ駅伝への出場権を得るというレースです。
今回は27チームが出場しました。

プリンセス




私はスポーツ観戦が好きで、駅伝も好きです。

以前はコースへ足を運んで観戦もしていました。
コースでの観戦は生で見れるし、直接声援も送れるのですが、残念なことに、選手を見れるのは一瞬だけです。

で、最近ではもっぱらテレビでの観戦ですね。
テレビ観戦だと、一瞬ではなく、ずっとレースを見ていられますからね。

今回のプリンセス駅伝もテレビの生中継で観戦していました。




さて、女子の駅伝の場合、男子駅伝に比べアクシデントが発生しやすいみたいですね。
昨年のプリンセス駅伝でも、本選への出場圏内(14位以内)にいたチームのアンカーが、ゴール前わずか20メートルという地点で倒れ込んでしまいリタイヤするというアクシデントが発生しました。

そして、今回のプリンセス駅伝でもアクシデントが発生してしまいました。
それも、かなり大きいアクシデントが・・・




2つの大きなアクシデント

今回のプリンセス駅伝ではいろんなアクシデントが発生したみたいですけど、特に大きな2つのアクシデントがニュースなどでも伝えられましたね。


1. 2区 岩谷産業・飯田怜選手
中継所まで200メートルほどの地点で足を負傷(右脛骨骨折)し、残りを四つん這いで進んでタスキをつなぐ






2. 3区 三井住友海上・岡本春美選手
残り2km付近で脱水症状が原因と思われる意識朦朧の状態となり、最終的に棄権となる

※音声が小さめです。







プリンセス駅伝2018(フル)







この2つのアクシデントへの対応については賛否両論があるみたいで、ニュースなどでも大きく取り上げられています。
でも、それについては、どちらが正解ということはないでしょうね。
人それぞれ考え方は違うでしょうし、やっている選手本人、指導する立場の人によっても考え方は違うと思います。


若い頃ずっとスポーツをやってきた私個人の考えとしては、
選手生命を脅かすようなことになるような状況なら、主催者側が強制的にストップしても仕方ないかな?と思います。


四つん這いでレースを続けた飯田怜選手の場合、本人の意識もはっきりしていたみたいだし、残りの距離を関係者に確認しながら進んでいたということですから、レースをストップさせなかったことは悪い判断だとは言い切れないでしょう。

しかし、意識朦朧となっていた岡本春美選手の場合は、そのまま道路に転倒したりすれば、選手生命どころか命の危険さえあるでしょうから、これはもう主催者側の判断で早めにストップさせてよかったかもしれません。


ただ、駅伝という競技は選手交代のできない特殊な団体競技ですから、個人競技や選手交代ができる団体競技と同じには考えられない部分もあると思います。
特に、やっている選手本人はたとえどんな状態だとしてもストップはされたくないでしょうからね。



駅伝という競技はアクシデントが発生しやすいみたいですし、そうなると個人の記録だけでなく、最悪、チーム全体が棄権という結果になってしまうし、場合によっては選手生命を脅かすことにもなりかねないので、なんらかのルール変更も必要かもしれませんね。

これは実現はむずかしいかもしれませんけど、たとえば、1レース中、1回だけの選手交代を認める、など。
同一チームで1レース中に何度もアクシデントが発生することは多くないので、もし1回でも選手交代が認められれば、何らかのアクシデントが発生してもレースを棄権しなくて済むし、早めに交代すればアクシデントを発生させた選手の選手生命を脅かす可能性も低くなるでしょうからね。


駅伝に限らずスポーツにアクシデントはつきものですから、選手が安心して競技に打ち込めるような変更も必要かと思います。

11月25日に開催される本大会のクイーンズ駅伝では、大きなアクシデントが発生しないことを祈っています。


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