ネット通販関連がほとんど
不定期にお届けしている詐欺(迷惑)メールの記事です。
私がポイントサイトなどお小遣い稼ぎに利用しているのはYahoo!フリーメールですが、そこへは毎日のように詐欺(迷惑)メールが送られてきます。
最近はYahoo!の振り分け精度が向上しているのか、ほとんどの詐欺(迷惑)メールは「迷惑メールフォルダ」へと自動的に振り分けられています。
それでもたまには詐欺(迷惑)メールが「受信箱」へと振り分けられていることもありますが、それは少数なので気にするほどではありませんね。
さて、久し振りに詐欺(迷惑)メールをチェックしてみました。
数えきれないほどの迷惑メールが来ていましたが、その中からいくつか詐欺メールだと思われるものをピックアップしてみました。
※全く同じメールが数えてきれないほど来ていましたが、それらは除外しています。

以前からよく見かける
・カード関連
・宅配関連
などもありますが
最近の流行は何と言っても
・Amazon
・楽天市場
という巨大ネット通販を騙った詐欺メールですね。
先日、テレビでもやっていましたが、コロナ禍でネット通販の利用が増えると共に、ネット通販関連の詐欺被害が増えてきているそうです。
テレビでやっていたのはAmazonを騙った詐欺メールの被害でしたが、こうやってみるとAmazonだけではなく楽天市場関連の詐欺メールのけっこう多いですね。
その内容はこんな感じ
【Amazon 注文が間違っています】

【楽天市場 お支払方法の情報を更新】

だんだん巧妙になってきている
以前の詐欺メールはそのメールが本物ではなく偽物とわかる簡単な方法が通用しました。
それは、メールに掲載されているリンクアドレスを確認すること。
文字リンクでも画像リンクでも、そのリンクにカーソルを合わせると、ブラウザの左下にそのリンクアドレスが表示されます。
たとえば、上で紹介した楽天市場の詐欺メールだと
リンク(赤枠内の楽天ログイン)という文字列

その「楽天ログイン」というリンクにカーソルを合わせると、ブラウザの左下にリンクアドレスが表示されますが、そのリンクアドレスはこれ

パッと見ると、楽天市場のアドレスかと勘違いしてしまうかもしれませんね。
ちなみに、本物の楽天市場のトップページのアドレスは
「https://www.rakuten.co.jp/」
詐欺メールのリンクアドレスの最初の文字列は、本物と同じ「rakuten.co.jp」となっているので本物だと勘違いする人もいるかもしれません。
他の詐欺メールもチェックしてみましたが、同じようにリンクアドレスを本物に近い文字列にしているメールが多かったのですね。
Amazonの詐欺メールだと「amazon.co.jp」といった文字列を入れているメールもありました。
こういった詐欺メールを見慣れていれば、メールタイトルを見ただけでも、また本文を見れば、それが偽物であるとすぐにわかると思いますが、慣れていない方は本物だと思ってリンクをクリックしてしまうかもしれませんね。
リンクをクリックするだけなら被害はないかもしれませんけど、そのリンク先でログイン情報やカード情報などを入力してしまうと、とんでもないことになってしまう可能性があります。
ですから、安易にメールに記載されているリンクはクリックしないようにしておいたほうがいいでしょうね。
もし、これらの詐欺メールに記載されているようなことが本当に発生しているのであれば、本物のサイトのマイページにお知らせなどがされているはずですから、メールのリンクをクリックする前に、本物のサイトへ行って確認してみた方がいいと思います。
以前と違い、詐欺メールは偽物だと判別しにくくなってきているし、ネット通販を利用する人は増えてきているので、詐欺メールの被害に遭う人が増えてくるのもしょうがないのかもしれません。
でも、しょうがないでは済まされませんからね。
被害に遭わないように各人が対策をする必要があります。
いろんな方法があるかもしれませんけど、前述したように、メールのリンクは安易にクリックしない、まずは本物のサイトで確認する、ということを心がけていれば、詐欺メールの被害に遭う可能性はかなり低くなるのではないでしょうか。
コロナ禍でネットを利用する機会が増えているので、こういった詐欺メールに接する機会も増えるでしょうから、皆さん気を付けましょうね。
- 関連記事
カテゴリ
タグ
None